こんにちは、”tousan-tousi ブログ” を書いている「toshi」 です。
第20回目の処方箋は
重要水平線・斜めラインを利用した変法!「三角を待て」ついて詳しく解説 についてです。
以前のブログで「切り上げライン」は基本的には買い目線で利用、「切り下げライン」売りるタイミングを計るために利用すると書きました
基本戦略は変わりませんが、補足・変法のトレード方法として
「切り下げライン」ブレイク後の買いエントリー
「切り上げライン」ブレイク後の買いエントリー
の方法について書いていこうと思います。
「切り下げライン」「切り上げライン」トレードを行っている方はもちろん
これから、ライントレードを挑戦する方にも参考になると思いますので
最後まで読んで頂ければ幸いです。
一つのトレード戦略となりますので、良かったら見てください。
「基本ルール」:前回ブログで書いたこと
「切り上げライン」について
「切り上げライン」は、上昇トレンドの安値に引いた斜めラインのことを言います。
このラインは、上昇トレンドの「押し目買い」に利用するのが、スタンダードな使い方です。
しかし、ブレイク後は、トレンド途中にできた重要水平線で反発するかに注視する必要があります。
以前のブログでは、「切り上げライン」ブレイクについて、天井圏(月足、週足)における「戻り売りの条件」として紹介しました。しかし、前回は触れてはいませんが、
重要水平線を破らなければ、ダウ理論的にはトレンド転換はしていないことにも注意が必要です。
詳しくはこちらのブログに書いてありますので詳しく見ていただければ幸いです。

「切り下げライン」について
「切り下げライン」は下降トレンドにできた高値に引いた斜めラインです。
基本的な利用方法は、売り目線で利用することです。
しかし、「切り下げライン」ブレイク後は、基本目線は「買い」になります。
しかし、以前のブログにも書きましたが、直近高値付近の重要水平線と、「切り下げライン」より上位足からの反発でブレイクしたのかを注目する必要があります。直近高値から再度「切り下げライン」内に戻ってくることがあるからです。
詳しくはこちらのブログに書いてありますのでご参照ください

上を踏まえて補足事項について書いて行こうと思います。
「切り上げライン」ブレイクの場合
天井圏にかかわらず「切り上げライン」ブレイクの場合後に、重要水平線
を割った場合は、ダウ理論的にも下落目線になるため、売りを検討します。
しかし、
重要水平線が強い場合は、切り下げラインとの間に三角保ち合いが形成されます。
三角保ち合いが形成されてもそのまま「切り下げライン」にそって下落する場合もありますが、重要水平線が割れず、「切り下げライン」がブレイクされる場合があります。
特に、上位の足の重要水平線を背に上昇しているトレンドであれば、三角保ち合いは、うわ抜けしやすいです。うわ抜けを確認しトレードすることで大きな利益が狙えます。
以下に例を示します。
下の図は、月足の重要水平線を付近での上昇です。
日足の切り上げラインをブレイク後に三角保ち合いを形成しています。
保ち合いをブレイク後に大きく上昇しています。
下の図は
週足重要水平線をブレイク後のチャートです。
日足レベルの「切り上げライン」で上昇し、ブレイクされています。
ブレイク後は、日足の重要水平線で下げ止まり、三角保ち合いを形成しています。
ブレイク後に大きく上昇しています。
「切り下げライン」ブレイクした場合
「切り下げライン」をブレイクされた場合は、基本的な戦略は「買い」です。
この場合も、「切り上げライン」のブレイクと同じように、重要水平線と「切り下げライン」が引け三角保ち合いが形成されることが多いです。
保ち合いの上抜け後からの買いエントリーが有効と思います。
特に上位足(月足、週足)の「切り下げライン」ブレイクの場合は保ち合いを上抜けしやすく、大きな利益が狙えますので特に注目してみてください。
以下に例を書きます。
下のチャートは、週足の「切り下げライン」をブレイクした例です。
ブレイク後は三角保ち合いを形成し、上抜けし上昇しています。
週足のトレンド転換のため、日足の三角保ち合いは、上抜けしやすいと考えられます。
下のチャートは、GBPUSD 日足チャートです。
週足の「切り下げライン」をブレイク後、日足レベルで小さな三角保ち合いを形成しています。上抜け後、大きく上昇しています。
まとめ
上位足の重要水平線や斜めラインのブレイク後はエントリーチャンスです。
「切り下げライン」「切り上げライン」ブレイク後は、三角保ち合いを待ちましょう。
保ち合いのブレイクで、買いエントリ-はかなり勝率が高いと思います。是非ご自身のチャートでも検証して頂ければ幸いです。
最後まで読んでくださり、有難うございました。
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