こんにちは、”tousan-tousi ブログ” を書いている「toshi」 です。
第22回目の処方箋は
月足「トラスト」出現時のトレードプラン作成方法を詳しく解説 についてです。
皆さんは、トレードプランを立てておられるでしょうか?
トレードプランは、仕事のスケジュールの様なものです。
仕事と違いトレードでは、自分の思い通りに計画を立てる事は困難ですが
市場に方向を決めて貰っていれば、計画が立てられます。
市場の決めた方向は
「ローソク足」の組み合わせで判断します。
以前のブログでも書きましたが、ローソク足のプライスアクションからは市場の心理が予想できます。
特に、月足、週足「ローソク足」で、市場心理を知るのはトレードで必須と考えています。
今回のブログでは、
トレードプランを月足と週足の「ローソク足」確定足から立てる方法について書こうと思います。
このブログを読む事で、毎月のトレードプランの立て方、週足の確定足からトレードをするかの判断出来る様になると思います。
是非最後まで読んでください。最後まで読んで頂ければ幸いです。
「ローソク足」から次の動きがわかりやすい場合はどんなとき?
これは以前のブログで書いた事と重複しますが、「ローソク足」の組み合わせで考えます。
「トラスト」、「エンゴルフィン」、「ひげ」の長いローソク足(以下ピンバー)は、市場の心理がつかみやすいと考えられます。
これは月足でも同じ事です。
今回は、トラストが月足で出現した場合のトレード方法について、書いていこうと思います。
エンゴルフィン、ピンバーに関しては、次回以降に書きますので良かったら読んでください。
トラストとは
以前のブログをご覧になっている方はご存じと思いますが、「トラスト=thrust」とは、推進力の事です。ある一定方向に進んでいることを意味します。
また、「トラスト」には上昇している「トラストアップ」と下落が続いている「トラストダウン」があります。
詳しくは、下のブログを読んで欲しいですが、
「トラスト」を確認した市場心理状態としては、
買い or 売りが強いなと考える方が多いと思います。
「トラスト」の方向にトレードすることは理にかなっていると思います。



月足:「トラスト」出現時の基本方針
トラストの方法に沿ってトレードを考えましょう。
しかし、月足の重要水平線と「切り下げライン」、「切り上げライン」の存在は、確認しておきましょう。強い抵抗線では、大きな反発を受ける可能性があります。
反転されるかも?と言う心構えは重要です。
毎週のトレードプラン。
月足が「トラスト」であれば、トレード方向は決まります。
次は、週足のトレード方向を確認しましょう。
その方法は、週足で月足「トラスト」と同じ方向にトレード出来るか確認します。
つまり、
週初めには、週足で「トラスト」、「エンゴルフィン」、「ピンバー」があるか確認しましょう。
月足と週足が同じ方向でトレードが出来そうであれば、実際にトレードができるかさらに小さな足で確認していきます(このことは、次回以降のブログに書こうと思います。)
以下に実際の例を示しながら書いていきます。
週足:「トラスト」「ピンバー」「エンゴルフィン」が形成した場合
週足レベルのトレード方向が、月足と一致した場合は、エントリーを検討します。月足、週足が同じ方向でトレード出来るという事実は、かなり優位性が高いと思います。
以下に実際のチャートを用いて解説します。
例1 月足「トラスト」ー週足「トラスト」例
下のチャードは、AUDJPY月足チャートです。
矢印部分で、トラストアップが出現しています。
下のチャートは、日足チャートに月足のローソクを提示しています。
茶色の矢印でトラストアップが出ていることが分かります。
紫の□部分を4時間足チャートで観察してみます。
下は4時間足チャートです。
4時間足チャートに月足ローソク足と、週足ローソク足を示しています。
週足では、週の初めからトラストアップが連続している事が分かります。
トラストアップにが継続している限り、買いエントリーを検討する方が良いと思います。
上記以外のローソク足が出現した場合
上記以外のローソク足が出現した場合は、
反転もしくは先月足を底値としたレンジの可能性があります。
これは、月足の重要水平線や斜めライン付近で起きやすいため、あらかじめ確認しておくことが重要です。
トレード出来る展開にならなければ、トレードをせず見送る選択も重要と思います。
以下に例を出します。
下のチャートはAUDJPY 月足チャートです。
茶色矢印部分ではトラストダウンが確認できます。しかし、月足重要水平線も近いことが分かります。
下のチャートは、AUDJPY 日足チャートに月足ローソク足を提示しています。
茶色矢印部分にトラストダウンが確認できます。
しかし、この付近には、週足重要水平線と、月足重要水平線の存在もあり、反転の可能性も考えておくべきです。
紫□付近を拡大します。
下のチャートはAUDJPY 4時間足チャートに月足ローソク足と週足ローソク足を提示しています。
週足では、第1週目に陽線が出現、2週目に売りのエンゴルフィンが出現しています。
トレードする機会は、第三週ですが大きな利幅がとれず、第4週目に大きく戻されており
月足は、コマ足に近いピンバーとなりました。
このように、月足の重要水平線付近では、大きく戻される可能性があり注意が必要です。
まとめ
今回は月足で「トラスト」が出現した場合のトレードプランについて書きました。
トレードは上位の足の流れに沿って行うことが一番リスクが低く、優位性が高いトレードが出来ると思います。
以上参考になれば幸いです。最後まで読んでくださり有難うございました。
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