こんにちは、”tousan-tousi ブログ” を書いている「toshi」 です。
第23回目の処方箋は
月足「エンゴルフィン」出現時のトレードプラン作成方法を詳しく解説 についてです。
月足「ローソク足」から立てるトレードプラン第二回目です。
今回は月足に「エンゴルフィン」が出現した場合のトレードプランの立て方について書いていこうともいます。
以前のブログにも書きましたが、
「エンゴルフィン」を確認したときの市場心理は
反転の可能が高い
と判断する方が多いです。
この「ローソク足」パターンを上手くトレードに利用しましょう。
エンゴルフィンを知ることでトレードは劇的に改善すると思います。
最後まで読んでいただければ幸いです。
エンゴルフィンとは
「エンゴルフィン:Engulfing」とは英語で「飲み込む」という意味です。
前述したように2つのローソクの組み合わせででき、
前回のローソク足を「飲み込む」ものを「エンゴルフィン」と呼びます。
「エンゴルフィン」には
買いの「エンゴルフィン」(下左図)と売りの「エンゴルフィン」(下右図)があります。
上の図は、以前のブログにも書いたものです。
チャートを見ると、買いのエンゴルフィンでは、1本前の陰線の高値、安値を陽線が更新しおり、安値、高値を更新していることが分かります。
また、売りのエンゴルフィンでは1本前の陽線の安値、高値を陰線が更新しており、
いずれもトレンド転換している事が分かると思います。
つまり、「エンゴルフィン」がトレンドの反転を示しているします。
次からは、エンゴルフィンを利用したトレードプランの立て方について書いていきます。

月足「エンゴルフィン」からトレードプランを立てる方法
「エンゴルフィン」を確認前に:月足での天底を確認しましょう。
「エンゴルフィン」は天底で発生しやすい「ローソク足」のパターンです。
まずは、天底候補を月足で探しましょう。
天底候補で「エンゴルフィン」が出現していれば、本当の天底になる可能性が高くなります。
天底の確認方法は、重要水平線と斜めラインで確認します。
これは以前のブログに書きましたので、良かったら併せて読んでください。

天底候補が確認できたら「エンゴルフィン」を見つけよう
重複しますが、天底候補で、「エンゴルフィン」が出現した場合はトレンド転換の可能性があります。ここで重要なのは、
「エンゴルフィン」を見たらすぐ売買を考えるのではなく、
売買の準備、検討する と言う心構えが大事です。
詳しくはこの後、事例を元に書いていこうと思いますが。「エンゴルフィン」出現後に
かなり時間を掛けて動く例も多いです。
このことは、非常に重要なので、しっかり覚えておいた方が良いと思います。
心構え=エントリーではないのです。
エントリー準備:日足レベルで斜めライン、重要水平線を引き売買の準備をしましょう
月足で「エンゴルフィン」が出現がした場合は、下位足でエントリー準備をします。
やり方はこれまで同様に「エンゴルフィン」が示すトレード方向へのエントリーを
下位足の「斜めライン」「重要水平線」でタイミングを計ります。
もちろん、「エンゴルフィン」に沿ったトレードが主であり、なれてくれば
売買タイミングまでは逆のトレードをしてもかまわないですが、基本的には「エンゴルフィン」の示す方向にトレードしましょう。



月足「エンゴルフィン」例
月足「買い」のエンゴルフィン例
下のチャートはUSDJPYの月足チャートです。矢印部分にエンゴルフィンが確認できると思います。
青四角部分について日足チャートで確認します。
下のチャートはUSDJPYの日足チャートです。
月足でエンゴルフィンが出現後、切り上げ来院で上昇し、その後は重要水平線で再上昇しています。
買いのエンゴルフィン例では、優位性が高いのは、ロングポジションですが、
トレードポイントまでの売りを検討しても良いと思います。
月足「売り」のエンゴルフィン例
下のチャートは月足USDJPYの月足チャートです。
矢印部分に売りのエンゴルフィンが出現しています。
黒四角部分について、日足チャートで拡大して見てみましょう。
下のチャートはUSDJPY 日足チャートです。
エンゴルフィン出現後は、エンゴルフィンを形成した月足陰線から、日足重要水平線で反発し、徐々に下落しています。斜めラインでエントリータイミングを計ります。
売りのエンゴルフィン例では、優位性が高いのは、ショートポジションですが、
トレードポイントまでの「買い」を検討しても良いと思います。
まとめ
今回は、月足に「エンゴルフィン」が出現した場合のトレードプランについて書きました。
エンゴルフィンはローソク足単体でも反転を示しています。下位足に落として観察し
トレードチャンスを待ちましょう。
注目して観察することで、トレードはかなり楽になると思います。
参考になれば幸いです。
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