こんにちは、”tousan-tousi ブログ” を書いている「toshi」 です。
第30回目の処方箋は
エリオット波動3,5波の始まりを予測する②:「フラット」を理解しよう!
エリオット波動 「修正波」第二回目です。
修正波「フラット」はその名の通り、横ばいを呈する事が多い波です。
横ばいと言っても、「フラット」はかなり複雑な形になり、難解な物もあります。
「よく分からないチャートではエントリーをするな」
を色々な発信者の方がいっていますが、
「よく分からないチャート」の一つになるのが、修正波「フラット」と思います。
「フラット」が理解できれば、難しいチャートの一つが分かるようになると思います。
また、「フラット」を理解し、終焉を予測できるようになれば、来たるべき3波目、5波目のトレードもやりやすくなります。
今回のブログを読んで頂ければ、「フラット」が理解でき、推進波でのエントリーポイントが見え易くなると思います。
最後まで読んでいただければ幸いです。
修正波「フラット」とは
「フラット」は横ばいの動きをする物が多く、レンジ局面には頻繁に出現します。
修正波なので3波動であり、ABC波としてカウントされます。
「フラット」の特徴について
3-3-5波動からなり、B波はAの始点近辺まで戻るとされています。
フラットの波動について
「フラット」のABC波はさらに、フラット、ジグザグ等の修正波で構成されます。
ややこしいと思いますが、フラットの中をさらに顕微鏡で見ると、小さな修正波が入っているイメージです。
フラットの修正波
A波:ジグザグ、フラット
B波:ジグザグ、フラット、複合修正波、まれにトライアングル
C波:推進波、ダイアゴナル
※A,B波は、違う波になる事が多い(このことを、オルタネーションと呼ぶことが多いです。)
フラットの出現場所
フラットは修正波なので、2、4波に出現します。
さらに、ジグザグB波、フラットAB波、トライアングル、ダイアゴナル、複合修正波等
修正波を構成する一部として出現する
「フラット」の種類
フラットには、4種類の形態があります。
ノーマルフラット
拡大型フラット
ランニングフラット
C波が巨大化したフラット
フラットは基本的に横ばいの動きですが、拡大フラット、C波巨大化フラットは価格の調整があります。また、ランニングフラットは、完全な横ばいの動きにならず、C波がA波の終点まで価格が戻らず、終わります。この場合は強い反対方向の買い圧力が隠れていることを意味しています。
フラットのトレード方法
ここからは、3-3-5波のフラットの可能性が高いと判断した場合のトレード方法について書いていきます。
フラットには、レギュラーフラット、拡大フラットの場合、ランニングフラット
C波が巨大化したフラット等があり、種類が多いですが、トレード方法は、これまでと同じでシンプルです。
重要水平線+切り下げラインブレイクで推進波の1波を待ちエントリーします。
下の図は、4波に発生したランニングフラットの一例です。
4波である、青□部分を拡大して見てみましょう。
下の図は、青□部分を、拡大したチャートです。
A波はジグザグ、B波はフラット、C波はインパルスの一例です。
C波終了後に切り下げラインを引き、ブレイク後エントリーを検討します。
注意:
ただし、エントリー後には5波動の推進波を期待したトレードを行いますが
3波で終了するケースがあります。
この場合は、フラットシナリオが崩れ、さらにトライアングルや複合修正波が出現している場合があります。そのため3波動目である程度の利益確定を行った方法が良いと思います。
まとめ
今回は、修正波「フラット」を中心にトレード方法をについて書きました。
「フラット」を理解することで、推進波で利益獲得の機会が増えると思います。
まずは、過去チャートで、フラットの出現場所を観察し、終焉の予測が出来る様に何度も練習しましょう。
最後まで読んで頂有難うございました。
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