こんにちは、「Dr tousan-tousi ブログ」を書いている「toshi」 です。
第13回目のテーマは
最重要です。「ローソク足」から市場心理とプライスアクションを読もう③ です。
「ローソク足」のプライスアクションの第3回目は「トラスト」についてです。
「トラスト」も「ローソク足」2本で形成されるプライスアクションです。
「トラスト」を見た市場心理状態は
上昇が強いな、まだまだ上がるな
下降が強いな、まだ下がりそう
と言う心理状態になりやすいです。
特に月足、週足等の上位足の「トラスト」が出現している場合、逆にエントリ-することは、自殺願望が強いと言っても過言はないです。
「トラスト」を学ぶことで、自滅や無謀なトレードを行わないで済むようになると思います。
最後まで読んで頂ければ幸いです。
「トラスト」とは
「トラスト=thrust」とは、推進力の事です。ある一定方向に進んでいることを意味します。
また、「トラスト」には上昇している「トラストアップ」と下落が続いている「トラストダウン」があります。
「トラストアップ」とは
上昇する推進力が強い「ローソク足」の組み合わせです。
具体的には、下記のように2本の「ローソク足」が続いているものを言います。
チャード上では、小さな押しはあるものの、「買い」が非常に強い事が分かります。
従って、
「トラストアップ」が続いているときの、売りエントリーの勝率は非常に低いと考えられます。
買いエントリ-の仕掛けどころを探しましょう
「トラストダウン」とは
下降する推進力が強い「ローソク足」の組み合わせです
具体的には下記のように2本の「ローソク足」が続いているものです。
チャード上では、多少の戻しはあるものの売りが強い事が分かります。
従って
「トラストダウン」が出現している時の買いエントリーは非常に勝率が低いと考えます。
売りエントリーの仕掛けどころを探しましょう。
このように「トラスト」は強い「売り」または「買い」の結果出現した「ローソク足」の
結果のため、「トラスト」と逆方向へのエントリーは行わない方が無難と思います。
実際のチャートを用いて説明します。
「トラストアップ」の例
下のチャートは
GBPJPYの月足チャートに重要水平線「tough zone」を引いてあります。
月足「tough zone」から上昇し、矢印部分に「トラストアップ」が確認できます。
下の図は、上記と同じ場所を日足チャートで表示しています。
日足チャートには月足の「ローソク足」を表示しています。
黄色枠部分に「トラストアップ」が観察されています。その後も上昇を続けていることが確認できると思います。
「スラストダウン」の例
下の図は上記と同様GBPJPYの月足チャートです。
月足「tough zone」から下落しており、矢印部分に「トラストダウン」が観察されます。
下の図は、日足チャートで上記と同じ部分を観察しております。
日足チャートには月足ローソク足を表示しています。
黄色枠部分に「トラストダウン」が確認できます。
その後も、日足の「tough zone」から大きく下落してることが分かると思います。
このように、「トラスト」が出現した後は、大きく価格が動く可能性が高く、特に上位足チャート(月足、週足)の「トラスト」には注意を払いましょう。
まとめ
今回は。プライスアクションの一つの「トラスト」について解説しました。
「トラスト」に逆らうトレードに行わず
波に乗るトレードを心掛ければ、大きな利益が獲得できると思います。
今回のブログが参考になれば幸いです。
その他の重要な「ローソク足」のプライスアクションについてはこちら→


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