こんにちは、”tousan-tousi ブログ” を書いている「toshi」 です。
第26回目の処方箋は
エリオット波動:エリオット波動:4波の深さは予測可能です!「5波」トレードに生かそう
についてです。
前回のブログでは、チャネル(斜めライン)を用いて5波の位置を予測する
方法について書きました。
今回は、5波の前の4波の深さの目途について書いて行こうと思います。
エリオット波動研究は。日本初のエリオット波動の教科書です。非常に分かりやすいので一度読む事をお勧めします。
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あなたのトレード判断能力を大幅に鍛える エリオット波動研究 基礎からトレード戦略まで網羅したエリオット波動の教 [ 日本エリオット波動研究所 ] |
エリオット波動のガイドライン(「エリオット波動研究」)には8つの項目が書かれております。
詳しくは、実際の本を読んでいただきたいですが、
①波の延長
②波の均等性
③オルタネーション
④チャネリング
⑤出来高
⑥比率関係
⑦修正波の深さ
⑧波の個性
この中の⑦修正波の深さについて書いて行こうと思います。
5波のトレードについてはこちらのブログにあります。併せて読んでくださればより理解が深まると思います。

4波の修正波について
ガイドラインでは、4波による
「修正波の深さは、その前の波である4波の副次波に4波の範囲で、最も一般的には副次波の4波の終点近辺になる」(図)
と書かれています。
正直この文章を読んで、一発で意味が分かる方はほとんどいないと思います。
これを説明するには、推進波、修正波についてもう少し詳しく知っていただく必要がありますので、順を追って説明してきます。
推進波と修正波
前の項で説明しましたが、推進波は1,3、5波、修正波は2、4波と書きました。
実は、推進波はさらに小さな1~5波で構成されており、修正波は小さな3波で構成されています。
つまり推進波を細かくみると、5つの波があり、修正波は3つの波からできていることされています。
これは以前のMTF分析でも解説しましたが、
顕微鏡で推進波、修正波を観察した場合(推進波、修正波をMTF分析した場合)
推進波(1波、3波、5波)を観察 → それぞれ、5つの波で構成
修正波(2波、4波)を観察 → 3つの波で構成
実際の例でみています。
下の図はXAUUSD日足チャートです。赤色の切り上げライン(チャネル下限)できれいな5波を描いています。黒四角内の3波を拡大します。
下の図は1時間足チャードで3波内を拡大したものです。
3波は5波で構成されていることが分かります。
切り上げライン、切り下げラインについては、こちらのブログに書いておりますので
良かったら読んでください。


下の図はNZDUSD日足チャートです。切り上げライン(チャネル下限)で5波を描いていることが分かると思います。黒四角内を4波を拡大します。
下図は4波内を4時間足チャートで拡大したものです。
3波で構成されている事が分かります。
4波の修正波のメド
上記の推進波、修正波を波の数を理解してもらったところで、もう一度
ガイドラインの修正波の深さについて考えてみてください。
「4波の修正波の深さは、3波の4波付近がになると書いてあります。」
つまり、
4波は、
3波の中の5つの波のうち4波で止まるということですね。
またガイドラインには、
4波は、3波の値幅の38.2%付近になる事が多いとされています。
まとめると、
4波の終点は
3波目の4波付近 かつ 3波の値幅の38.2%
で終わる。
いずれの例も、4波目が意識されている事が変わると思います。
このような展開はチャートのあらゆる場面で見つけることが出来ます。
4波目の基点は注目しましょう!
5波が延長している場合。
5波が予想より大きなものになった場合は、
5波の修正の目途は延長波の副次波2波終点近辺になるとされています。
5波延長パターン
5波中の2波 ~ 4波目
まで修正する
これには2パターンあるといわれています。
実例を出します。
5波延長例。上昇波第5波中の2波目から反発してるのが分かると思います。反発範囲は
5波2波目~4波目までの範囲から反発すると大きな目で観察することが大事です。
まとめ
今回は、4波の修正波について書きました。
4波の修正の目途を知っておくことで、チャネル、斜めラインの考えと合わせて
考えることで5波エントリーはさらに制度が上がると思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
エリオット波動研究は。日本初のエリオット波動の教科書です。非常に分かりやすいので一度読む事をお勧めします。
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